以前、いっしょに働いていた職場の派遣社員さん、
ワタシと同年代の独身の女性の方であったが、
仕事中の雑談で貯金の話になり、
その派遣さんは、
今まで生きてきて10万円以上の貯金をしたことがないと言う。
別に全く貯金ができないくらい苦しい家計状況ではないようなのだが、
給料はもらった分だけ使う。
貯金していてもしょうがないし今使わないと勿体ない。
自分は独り身なので、
歳をとっても自分が働けば何とかなる。
という考えのようだ。
ワタシは歳をとるといずれ身体が動かなくなり、
働くのが大変になるから若い時にしっかり働いて老後に備えるために
貯金をしよう!
という考えのため、
彼女の貯金をせずに今を楽しむ考え方に、
将来本当に大丈夫ですか?
結局、歳をとって働けなくなって、
お金もなく、
政府や周りの人に頼っても、
知りませんよ、笑
若くて働いている時に貯金しなかったんだから、
自業自得って言いますよ 笑
などと冗談をいいながら。
貯金をしない人、
ワタシは少数派だと思っていたが、
どうやらそうでもないようだ。
日本証券業協会の調査によると、
※日本全国20歳以上の男女個人(標本数7000)
貯蓄が、10万円未満の人が9.2%
続いて、10~50万円未満が12.5%、
50~100万円未満が11.8%
先ほどの派遣さんのように、
将来のことはあまり考えずに今を楽しむために貯金をしない人、
本当に生活が苦しくて貯蓄できない人、
家族ができると子どもの教育費や住宅ローンなど、
当たり前に生活しているだけなのにあまりに出費が多くて
貯蓄なんてしていられないのかも知れない、
色々な事情があるのでワタシがとやかく言うことではないが、
ワタシは歳をとって身体が動かなくなった時に困らないよう、
また歳をとってまで生活に追われてあくせく働くのは嫌なので、
今身体が動いて働けるうちに、
できるだけ無駄使いをせずに将来のために貯金しておこう!
という考えのもとに頑張っているのだ。