ワガ家の家計管理術のことである。
ワガ家は、
育ち盛りの子ども2人を抱えながら、
毎月、収入の最低40%以上の貯蓄・投資へ回し、
昨年2020年に年間200万円の貯蓄(資産増)を達成している。
その家計管理術として、
「先取り貯金」はよくある術であるが、
ワガ家は更に「予算化家計管理術」を実践している。
「予算化家計管理術」とは、
予め支出が予定されている項目を可能な限り漏れなく洗い出し、
予算化して予算を確保しておく方法である。
毎月支出が発生する項目は毎月の収入から工面、
数か月に1度、半年に1度、1年に1度支出が発生する項目は、
ボーナスで工面するか、毎月の積み立てで工面する。
予め予算化して工面した資金を銀行口座にストックし、
ワガ家が活用している自前のエクセル家計管理簿にて項目を管理、
支出が発生した時点で、
現金化したり、
クレジット払いであればクレジットの引き落しのタイミングで、
支出項目を消し込む
「予算化家計管理術」のポイントは、
①支出が予定される項目をおおよそ1年先まで、
できるだけ漏れのないように洗い出しておくこと。
②支出項目のイベントが終了した時点で、
予算化した項目と残高を照合し定期的に消し込み作業を行うこと。
③予算化されていない突発的な支出項目を可能な限り抑えること。
(要は予算化されていない支出項目を伴う行動は極力慎むこと)
「予算化家計管理術」のメリットは、
計画外の支出を抑えることができるということである。
例えば、
給料日に「先取り貯金」をしたまでは良いけれど、
月中に予定外のイベントが発生して思わぬ支出が発生した。
結局、先取した貯金を取り崩すことになり、
貯蓄率が下がってしまった・・・。
という事態を発生させないことだ。
ワガ家は支出予定のものはほぼ予算化できているので、
想定内の支出は発生しにくい状態となっている。
だいたい90%くらいは予算化されているイメージ。
残りの10%も「突発的支出費」などの予算項目を予め工面しておけば、
突発的な支出ではあるが予算化されている項目として確保することもできる。
幸いにして突発的な支出が発生しなかった場合は、
余った分を貯蓄に回せば良いだけである。
いかがでしょうか。
要は大事なのは家計簿を定期的に眺めて、
先手先手で家計簿を管理すること。
そこが家計管理の一丁目一番地なのである。